求む、若者、よそ者、ばか者

今日は朝のタイムラインでお知らせしましたとおり、野上野区の稲荷神社の初午祭りが盛大に
行われました。昨日から準備にかかり、今日の7時からも準備するという役員さんには大変な
労力をお願いしています。私も一員ですが、総勢18人の準備委員でやっています。
今日の朝集合したときに、ふと見ると私よりも若い人はたった一人でした。そしてよそ者も一人
です。ばか者はある意味たくさんおられて、だからこそ祭りが出来ているんですけれどね。

一週間前には、稲荷神社の掃除、幟(のぼり)たて、を実施。昨日はおもちつくり(鏡モチと
紅白のお土産用の丸もち)。繭団子(米粉で作る白、黄、ピンクの三色だんご)つくり。うどん
(だし汁、ネギ、キツネ等)とぜんざいの準備と笹酒に使う竹のとっくりとぐい飲みの製作と
提灯をぶら下げました。
今日はたき火と最後の飾りつけ、品物全部を公民館から山の上まで運んでいきました。
先ほど片づけを終わって帰ったばかりですが、主力は65歳前後の人たちです。何をどうするのか
しっかり覚えておられて頼もしいことこのうえありません。私たちが覚えていけるのか心配する
位です。
そして75以上の人は引退していかれますので、ばか者もだんだん減ってきています。この祭り
の会員も最盛期の半分近くになっています。

参拝に来られるのは若者もたくさんですし、よそ者もたくさんです。特に今日は私のFBでの
投稿を見てきましたと言うご夫婦と子供二人の家族が福知山からも来てくれました。としますと
若者がどうしても村の行事に参加するのが嫌だと言うことでもなさそうです。

私たちは40歳そこそこの時から村の行事もしくは村の仲間といろいろと取組んだものですが、
その年代の人たちに言わせると「今は会社が理解がなく、なかなか時間がとれません。やるなら
しっかしやりたいですので、どうしても出て行けなくなるんです。」と言われます。時間は昔から
与えられるものではなく、つくりだすものだとは思いますが、一概には言えない世の中になって
いるのかなとも思わざるを得ません。

今晩は、反省会を兼ねての総会を開きますが、その席でも会員増強の話が出るのは間違い
ありません。どの村においても一緒かもしれませんが名案はなかなかありませんね。
おりしも来年の春日部小学校の新入学生は一けたになるかもしれません。海士町のように
本格的にIターン者に来てもらわないと、集落の存在自体も思ったよりも深刻になりそうな気が
してきました。

求む 若者、 よそ者、 ばか者、


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